デジタル技術の活用及びDX推進の取組状況

① デジタル技術が社会や自社の競争にどのような影響を及ぼすか

デジタル技術の進歩はめざましく、今や、パソコンやスマートフォンやインターネットが生活や事業活動を行う上で不可欠なツールとなっています。今後もデジタル技術は進展し、我々にとってさらに重要なインフラ・経営資源になる事は明らかです。このような社会状況の中、お客様のお役に立てるサービスを提供して事業を成長発展させるためには、デジタル技術を活用した生産性の向上とお客様の利便性の向上が不可欠であると考えております。

② 経営ビジョン及びビジネスモデル

当社は、静岡県を拠点に不動産賃貸業、不動産管理業を展開している会社です。当社の管理物件をご提案することで、お客様の理想の住まい探しを支援しております。堅牢なセキュリティー体制の整備を前提に、お客様情報や事務管理の全てをデジタル化し、迅速且つ正確なサービスを提供できる体制を構築しております。当社のビジョンは、お客様の理想の住まい探し、住まい作りをご支援できる企業になることです。現在の不動産賃貸業、管理業に加えて、新築住宅や不動産売買もポートフォリオに加えることで、幅広い選択肢の中からご提案できるようにしていきます。

③ 経営ビジョン・ビジネスモデルを実現するための戦略( DX人材育成含む)

当社ビジョンを実現するために、新たに新築住宅のシミュレーションシステムの提供を計画しています。本システムにより、住宅購入を希望されているお客様は自宅にいながら精巧なシミュレーションができ、地域の工務店様にとっても少ない商談回数で成約に至ることができます。DX 人材育成においては、技能指導や外部開催の研修への参加、資格取得促進に加え、教材費(書籍・e ラーニング)は会社負担にするなど、従業員のリスキリング制度を拡充し、全従業員への利用を積極的に推奨します。これにより、従業員のエンゲージメント向上だけでなくサービスの品質改善及び顧客満足度の向上に繋げていきます。

④ 戦略推進のための体制・組織

前項 の戦略を推進するために、新たにCIO(最高情報責任者)、CISO(最高セキュリティ責任者)を設置し、代表取締役・吉村昭彦が兼務します。また、代表直下に情報システム部門を新たに発足し、部門リーダーを代表取締役・吉村昭彦が務めます。今後採用する従業員を社内外の研修や勉強会に参加させ、情報システムに精通した人材を育成します。